涙の夜






雪が降る。

全ての記憶を消し去るように。

緩やかに降り積もり、残酷に告げる。

ねえ、どこにいる?

貴方の名前を、繰り返す。




※現パロ設定です、カイル高2くらい。
※ロニ留年です(ぇ)

メインジュカイ、スタリオもあります。






作品名
説明
UP DATE
   止まる息   .
「コイツらに殴りかかるところから見ていた。」

カイルは渋面を作ると、少年から顔をそらした。
あんなところから見られていたとは恥ずかしい。

3/7
   焼ける胸   .
「…なら僕はいつも怒ってるみたいじゃないか。」

ふ、とジューダスの口元が綻んだ。
分かりづらい変化だったが、うっすらと、苦笑じみた笑みが口元に浮かんでいた。

3/8
   聳える壁   .
「あんな思いをしたくないのは、お前だけじゃない。」

白い顔で眠る枕元に残した言葉、戒めるために何度も繰り返す。
忘れるはずがない。

5/12
   溶ける声   .
「置いてくわよ?―――リオンに会いに来たんでしょ?」

裾の短いプリーツスカートを颯爽と翻し、病院の奥へと歩いて行く。
ブーツの甲高い音が待ち合いを抜けた。

5/12
   落ちる雪   .
「だから説得するわ、全て話すなら…ジューダス以上の適任はいないもの…。」

言うなり、リアラはカイルに手を差し延べる。共に行こうという、小さい頃からの合図。

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